城、オペラ、愛人

2008年2月19日
城、オペラ、愛人
ノイシュヴァンシュタイン城である。
ルードウィヒ2世が国政を省みずお城作りにいそしんだ中のひとつ。
ってことは何となく知ってたのだけど、この前テレビで改めて解説聞いて少しひいちゃったなあ。

この人はワグナーに傾倒しまくっていてオペラ「タンホイザー」に出てくる快楽の女神のお住まいの洞窟までも、お城の中に作っていたのである...。

タンホイザーは清らかな愛を捧げてくるウザい?恋人をほったらかして、快楽の女神の洞窟でさんざん快楽の日々に浸っていたのだが、ある日女神を捨てて地上に戻り云々、と言うホント身勝手な野郎の話。
まあさんざん浮気相手と楽しんでおきながら、ヤバイと思ったらさっさと愛人を捨ててご家庭にもどってしまうと言う失礼だがありがちなお話。(かなりの意訳です)

このオペラの事を知ったからか、そんな身勝手な野郎の話に出てきた洞窟までも作るとは!と少しムッとしていたのである。
美しいお城とは素直に思えなくなってしまったのだ。

そー言えば「ルードウィヒ神々の黄昏」と言うヴィスコンティの映画があったと思う。
週末レンタルしてこようかなあ。

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