夏休み

昨日帰るときは片付けたい事が全部終わったわけでもなく、スッキリしないまま帰ってしまった。
でもここで休まない限りは有休なんていつ取れるかわからない。

休んでみれば残した仕事も考えずに休みを満喫？

前にも少しだけ見た「ロダン」の生涯的な番組をじっくりと見た。
「迷宮美術館」でもロダンのことはやってたこともあるし、ある程度は知ってたつもりだった。

優柔不断なよくありがちな男性のお話、彼の場合は芸術家だったんでそれが作品にも反映されて結果的には良かったんだろうけど。
精神を病んでしまったカミーユには胸が痛むけど彼と別れても立ち直れなかったんだろうか。

それにしても、やっぱ「タンホイザー」って感じがする。
基本的には同じだと思う。
島田雅彦氏がワグナーのオペラは男性に好まれると言ってたけど、それは今も昔も変わらないそこらじゅうにある話と一緒だから。
こっちのきらびやかなお花も魅惑的だけど、安心して包み込んでくれるようなお花は捨てがたい、そんなものだろう。

カミーユには気の毒だけど彼女も家庭的なタイプじゃないし。

それにしても番組の最後の方でロダンの言った言葉があまりにもショックだった。
その時彼はもう痴呆もすすんでいたようだけど。
それを聞いてもカミーユは喜ばないかも。
自分がそれを言われたら悲しいのか喜んでいいのかわからない。
ただあまりにも複雑な気分になってしまって涙が出そうだった。

お休みでこんなことを考えるのいいかもね。
ある意味現実的になってね。